工夫すること

キッズ柔術の子供達は、小学5~6年生になると大人と変わらない体格になる子もいます。

 

低学年の子供達との体格差はかなり大きくなります。

 

高学年と低学年のスパーリングでは、技を受けてあげる練習が中心になります。

 

それもテクニックを学ぶために大事な練習ですが、自分より大きな相手に全力でぶつかりあう練習もできるとより広くテクニックを学ぶことができます。

 

そんな体格の大きい子たちには、大人のクラスへの参加を勧めています。

 

昨日はユウが初めて大人クラスに出てみたいと言ってきたので、キッズクラス後の柔術ビギナークラスに参加させました。

 

キッズ柔術で練習するよりも少し複雑で手順の多いテクニックの反復練習を行い、大人に相手してもらってのスパーリングをこなしました。

 

ユウは昨日ビギナークラスに出ていた大人の白帯の人達よりも、経験年数が多くテクニックでは優るものの体格差で封じられてしまいました。

 

もちろん大人たちは半分以下の力で相手をしてくれています。

 

クラス後にユウに「まだユウのテクニックが不完全だから大人にかからないんだよ。もっとテクニックを磨こうな。」と話しました。

 

今までも自分なりの工夫をしていましたが、これをきっかけにより考えて柔術に取り組んでくれることを願っています。

 

中山